
Tom Morelloが1月13日のコンサートのために特別に作った曲の中に"今夜は家に帰らない"という一節がある。ときには闘いのために家を離れなければならなかったり、正義がなされるまで本当に帰る場所がないということだってある。
韓国のギターを作る労働者たちにとって、アナハイムで行われるNAMM Showに向かうことは彼らが今まで訪れた場所のなかで最も遠いところ―アメリカのロサンゼルスに行くことを意味する。職場復帰を勝ち取り、コルト社が不法な形で中国・インドネシアへ移転するのを阻止するために彼らは韓国の工場で座り込み占拠をしてきた。コルテックの労働者、Lee Ingeunにとってこの問題を幅広く知ってもらうためには食事も摂らず高電圧の塔に30日以上住み続けなかればならなかった。
皆がこのことを理解する訳ではない。私たちが今夜は家に帰れないということを。NAMM showの出席者は私たちに「去れ」と言い、横浜国際楽器博覧会に来ていたあるビジネスマンは「韓国に帰れ!」とのたまわった。
コルト社の最高責任者であるYung-Ho Parkがコルトとコルテックの労働者たちと交渉に応じてさえいれば、彼らはこの問題を世界の人々に知ってもらうため果てしない旅を強いられることもなかったはずだ。
韓国インチョン―NAMM show @ロサンゼルス、米国:6,012マイル
インチョンー横浜国際楽器博覧会@横浜、日本:738マイル
インチョン―MusikMesse@フランクフルト、ドイツ:5,360マイル
往復の空路も考慮すれば旅の全行程は24,220マイルに達する。コルトとコルテックの労働者たちはほぼ25,000マイルにおよぶ旅をしてきたのだ。 Tom MorelloやBoots Riley、ロスの普通の市民が示してくれた連帯と支援によって、労働者とその支援者たちはようやく家に戻ることができると感じはじめた。
そして次に、コルトの労働者たちが地域や時宜を得た問題に貢献する小さなきっかけを見つけた。ひとつはコルト労働者の連帯コンサートの収益およびTom Morelloの物販の売り上げをハイチ大地震救援に寄付することだった。これはハイチで活動する国境なき医師団へ届けられるだろう。別の契機はロサンゼルスの地域の問題に貢献することだ。Orange County Labor Federationとコルト/コルテック労働者が会ったとき、 International Alliance of Theatrical Stage Employees, Moving Picture Technicians, Artists and Allied Crafts of the US, its Territories and Canadaや地域のTeamsters Unionを含む労組のリーダーが彼ら自身の争議を話してくれた。韓米自由貿易協定は韓国人から諸手をあげて支持されていると主張する韓国系アメリカ人の官僚たちに関してであるが、労組のリーダーたちによれば、この官僚たちは組合が反韓国的であると非難してきたという。コルト/コルテックの労働者たち、韓国金属労組の組合員、そして文化活動家たちは真実からはほど遠い実情を彼らに教え、元気づけることができた。彼らは連合に集った組合に対し、韓米FTAは(官僚の発言とはまったく逆で)韓国の人々自身が街頭に数万人も繰り出して反対したものであることを公式に発表したのだ。
ハイチで家を失った人々からFTAで職を失ったアメリカの人たちを助ける争議まで、コルト/コルテック労働者はいくつもの方法で自宅から遠く離れ、ロサンゼルスやアナハイムのミュージシャン、団体、一般の人々と交流し関係を築いた。
改めて言えば、あなたたちはどこにいようともコルト/コルテック労働者を支援することができます。cortguitar.action@gmail.comに連絡をとり、署名をし、音楽やギターのブログに送り、フェンダー社へ彼らがコルトギター労働者に対し正しい行いをすることを求めていると伝えてください!
<原文>“We won’t be coming home tonight” – Will you join us?
<翻訳文責>山川宗則
★コルト/コルテック闘争についての詳しい情報はこちら
韓国語/英語/東京・横浜行動(日本語)/レイバーネット(日本語)
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